auのiPhone5でパケ詰まり解消?

auがLTEネットワークの説明会でiPhone5のパケ詰まりや4GLTEのネットワークの構築、次期iPhone5Sについて発表がありました。

LTEエリア競争は「auが断トツで勝てるのでは」──KDDI 田中社長 その理由は「新iPhone」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1309/02/news116.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1309/02/news116_2.html

800MHz帯LTEの実人口カバー率は8月時点で97%。来年3月末までに99%をカバーする予定だ。2.1GHz帯は8月末時点で72%だが、来年3月末までに80%以上、15年度には90%を目指していく。2.1GHz帯は、人口密度が低い地方を中心に高速化を進めており、最大150Mbpsが利用できる20MHz幅のエリア展開も8月にスタートしている。

Android用に用意されている800MHz帯は、基地局対応がスムーズに進んでいて97%のカバー率となってるとのこと、iPhone5が使っている2.1GHz帯は72%のカバー率ということなのでまだまだこれからの整備に期待ということになるでしょうか。

次期iPhoneが本当に800MHz帯LTEに対応するか否かについては「ちょっとここでは言えないです」と言葉を濁す田中社長だが、その表情には笑みが。「もしiPhoneが800MHzに対応するなら、LTEのエリア競争にピリオドが打てるのでは」と自信をみせる。

うーん、次期iPhoneが800MHzに対応した場合、2.1GHZの基地局整備計画は後回しにならないか心配です。実際、Androidは800MHzに対応しているので、iPhone5だけが貧乏くじを引いた状態にならなければよいですが。

 

4~5月にかけて起きた大規模なLTE通信障害の対策は、前倒しで進んでいるという。ソフト/ハードの品質向上は8月までに前倒しで実施。障害の原因となった「MME」(Mobility Management Entity)と呼ばれるLTE基地局制御装置の数は3倍の60台に増設し、引き続き増強しているほか、検証・訓練環境の整備も続け、フェールセーフの体制を整えてきた。

iPhone 5で指摘されてきた「パケ詰まり」も「ほぼ解消したはず」という認識だ。「パケ詰まりは、電波が来ているのにパケットの流れがいまいち良くない状況と理解している。去年のiPhone 5ローンチ時からしばらくは、データが流れにくかった。いろんな問題があり、1つ1つ対処した。現実的にはほとんど解消していると理解している」

auとしては、現段階としてはパケ詰まりはほぼ解消いたとの認識のようです。しかし、各種メディアなどでの評価では、まだまだパケ詰まりにが起きていると思われる調査結果もでているようなので、実際に快適に使えるようになるにはもうちょっと時間がかかりそうです。

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