ドコモ版iPhoneは確定?日経の暴走!?

日経新聞が9月6日版朝刊の一面トップでiPhoneをドコモから発売されるという記事を掲載しました。日経だから信用してもよいような、でも日経も最近は失敗も多いのでどちらになるのでしょうか。

 

NTTドコモが米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」を発売する見通しとなった。今秋にも新モデルの販売を始める。販売ノルマなどの条件面で両社が折り合い、細部の詰めに入った。ドコモはiPhoneを扱うKDDI(au)、ソフトバンクの攻勢により契約獲得で苦戦を強いられていた。最大手によるiPhone発売で携帯大手3社の競争が一層激しくなりそうだ。

携帯電話の国内大手3社がそろってiPhoneを販売することになればコンテンツサービスや、割安で多様な料金プランが充実し消費者の利便性が高まる。一方で国内携帯電話メーカーの販売への影響は避けられず、さらに業界再編が進む可能性がある。

アップルは今秋にiPhoneの新モデルを発売する見通しで、米国時間の10日午前に概要を発表するとみられる。同日にドコモによる新モデルの販売を明らかにする方向でアップルが準備を進めている。日本ではKDDIとソフトバンクが月内に新モデルを発売することが有力視されており、ドコモも早期の発売を目指す。

利益水準を確保するため、ドコモはかねて値引きによるシェア獲得競争を避ける戦略をとっている。iPhoneでも他社の価格設定を見ながら、他社並みの水準で販売する見込み。

ソフトバンクが2008年にiPhoneを発売して以来、ドコモから他社への番号乗り換え制度(MNP)による転出超過は累計で350万件以上となり、ドコモの契約全体の5%以上に相当する規模となった。特に昨年9月の「iPhone5」発売後はMNPによる顧客の転出超過数ペースが以前の倍近い月15万件前後に拡大。12年度の国内シェアは42%と、10年前を14ポイントも下回る水準まで落ちてきた。

夏商戦ではiPhoneへの対抗策として、販売促進費をソニーと韓国サムスン電子のスマホ2端末に集中投入する「ツートップ戦略」を打ち出したが、iPhoneによって他社に顧客を囲い込まれる状況は変わっていない。

アップルも世界的にはiPhone5の販売が期待されたほど伸びなかった。約6000万契約を抱える日本最大手のドコモを販路に加えれば販売を上積みできる。

アップルはこれまで高価格戦略をとっており、スマホのシェア争いでは不利な情勢が続いていた。米調査会社IDCによると12年のシェアは11年と同じ19%。幅広い価格帯の品ぞろえで欧州と新興国を攻めるライバルのサムスンの世界シェアは30%と11年より11ポイント伸ばした。

 

(日経のウェブ記事より)

 

 

この表を見ると、約6割のシェアを獲得して圧倒的なリーダーであったドコモですが、今はKDDIとソフトバンクがタッグを組めば、ドコモの意向を翻すことができそうな約4割のシェアまで落ちてきているようです。

様々なメディアでのニュースを総合すると、ドコモから発売される可能性が高くなっているのはひしひしと感じますが、日経で発表されると情報の信ぴょう性がちょっと高くなったかなという気がしますね。いままでは、ネットメディアが中心ですし。

日経は最近誤報も多いのですが、これで話題になることも増えるとと考えるとアップルの広報戦略に乗せられている気もしますね。

でもこれでドコモ版iPhoneが発売されると最近話題のMVNOのSIMカードを使ったデータ通信専用のiPhoneをふつうに手にすることができそうなので、SIMフリー版のiPhoneが売れなくなったりするのでしょうか。ドコモ版がでることで、いままでのサービスなどがどのように変わってゆくかも気になりますね。

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