Googleのモバイルフレンドリーの影響は大きかった。Google自身までにも。

Googleは、2015年4月にモバイル環境ではモバイル対応サイトを優先的に表示するアルゴリズムを採用すると発表していました。

それから、時間が経過しどの程度の影響が出ているかの調査結果が発表されました。アドビが発表したこの調査によると、影響力は大きく、Google自身も影響を受けているようです。

 

アドビは、2015年第2四半期版の「デジタル広告レポート」と「ソーシャルインテリジェンスレポート」を公開し、モバイル未対応サイトが前年比最大10%のトラフィックを失っていることを明らかにした。

今年4月末にGoogleが実施したアルゴリズムのアップデート(通称:モバイルゲドン)により、オーガニックのモバイル検索におけるモバイル対応のWebサイトの検索ランキングの順位が引き上げられた。それから2か月以上を経た現在では、Webサイトをモバイル対応にしなかった企業はその影響を受けており、Google自身もその影響を受けていることが明らかになった。同デジタル広告レポートによると、「モバイルゲドン」に備えなかった企業は、前年比で最大10%のトラフィックを失ったことが判明した。

ADIの分析によれば、モバイルWeb戦略を無視したブランドはGoogleネットワーク経由のモバイル広告において得られる価値の低下とコスト増大を経験し、またモバイルのCTR(クリック率)とCPC(クリック単価)のギャップが拡大している。モバイルCPCが前年比16%上昇したのに対し、CTRは前年比9%減少した。

Facebook広告のクリック数、インプレッションの増加

世界のディスプレイ広告ビジネス全体が悪影響を受けるなか、Facebookはモバイルへの対応をより大きな規模で進めることにより自らの優位性を高めている。同サービスはかつて1ページにつき4つのディスプレイ広告を掲載していたが、モバイルユーザーに不評だったため2つに減らし、ニュースフィード中にも広告が表示されるようにするなど、モバイルユーザーへの最適化を進めた。

結果、ページあたりの広告数の削減によりインプレッション数が低下したが、その見返りとしてエンゲージメントが増加している。ADIの2015年第2四半期版「ソーシャルインテリジェンスレポート」によると、Facebookペイド広告のインプレッション数が前年比で半分近く(-47%)に低下したにもかかわらず、総クリック数は前年比で12%増加した。

また、FacebookのCTRは前年比で99%増加しており、一方で段階的な変更を行ったGoogleのCTRは前年比で24%増にとどまった。