Linuxでシステム管理をする担当者のベストソリューションかもしれない

Ubuntuからタブレットたんまつがリリースされるようです。この端末は、Bluetoothでマウスやキーボードも接続できるようです。

いままで外出先での緊急対応のためにノートPCを持ち歩いていた人も多いと思います。また、Android端末でのアクセスに不便を感じていた人も多いと思います。そんな人々にとってタブレットでターミナルを自由自在に使えるこの端末はとても魅力的ではないでしょうか。

 

Canonicalは米国時間2月4日、初の「Ubuntu」搭載タブレット「Aquaris M10 Ubuntu Edition」のリリースを発表した。同タブレットは3月にBQのオンラインストアで提供開始される。

仕様は以下のとおり。

4インチ新「iPhone」はどのような端末か--うわさされている仕様、デザイン、製品名
4インチ新「iPhone」はどのような端末か–うわさされている仕様、デザイン、製品名

1080p動画対応10.1インチ型タッチスクリーン
1.5GHzのMediaTek製クアッドコアプロセッサ「MT8163A」
2GバイトのRAM
16Gバイトの内部ストレージ(使用可能容量は約11Gバイト)
MicroSDスロット(最大64Gバイトまで増設可能)
802.11n Wi-Fi、Bluetooth 4.0、GPS、FMラジオ
8メガピクセルカメラ(オートフォーカスとデュアルフラッシュ搭載)
スピーカーを前面に搭載
Micro HDMIポート
7280mAhのLi-Poバッテリ

スペインのOEM企業BQによって製造されたこの10インチ型M10は、初のUbuntu搭載タブレットだ。「Aquaris E4.5」および「Aquaris E5 HD」や、中国Meizuの「MX4」など、Ubuntuを搭載するスマートフォンは既に存在する。

価格はまだ発表されていない。しかし筆者の情報筋らによると、230ユーロ(260ドル)になるという。

タブレットは、それ自体魅力的に思えるが、動的適応型のユーザーエクスペリエンスも備えている。簡単に言えば、タブレット本来の使用性に加えて、Ubuntuデスクトップの使用性も完全に備えている。言い換えるならば、タブレットとして使用する以外に、PCと同じようにHDMIモニタやBluetooth対応マウスとキーボードを併用することができる。素晴らしいことだと筆者は思う。

Canonicalは何年も前から、すべての端末に対する1つのOSと1つのインターフェースという目標に向けて取り組んできた。その取り組みがついに実を結んだ。

Canonicalの最高経営責任者(CEO)を務めるJane Silber氏は声明で次のように述べた。

「Ubuntu PCで得られるすべての機能を今回、BQ製タブレットに搭載し、まもなくスマートフォンにも搭載する予定だ。これは、スマートフォンインターフェースをデスクトップサイズに引き延ばしたものではなく、個々の状況に応じた適切なユーザーエクスペリエンスとインタラクションのモデルである。また、アプリケーションの観点では、他のOSにはない機能を提供している。つまり、アプリケーションを任意の種類のUbuntuスマートデバイス上で動作させるための単一の視覚的フレームワークとツールセットである」

初のUbuntu Linux搭載タブレットのAquaris M10 Ubuntu Edition
初のUbuntu Linux搭載タブレットのAquaris M10 Ubuntu Edition
提供:Canonical

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です