パケット定額ダンピングの終わりの始まり?
ドコモはらくらくホンなどでは廉価なパケット定額サービスをおこなっていましたが、新しいパケット定額サービスをはじました。
NTTドコモは12月25日、ビジネス向けスマートフォン「F-04F」を2014年1月6日に発売すると発表した。専用料金プランとして、データ通信が月額2980円で利用できるパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」も提供する。
製品的には、らくらくホンに似た感じですが、「おとしより」とか「子ども」ではない層に向けたパケット定額サービスとしては、はじめてなのではないでしょうか。
MVNOの格安SIMがテレビCMで流れてきて、データ通信を安くしたいというニーズが高まっているように感じます。その中で、パケット定額の廉価版を出してきたというとことには、危機感があるのだと感じられます。
しかし、このパケット定額サービスはあるしゅキャリアにとっての利益の源泉となっているところの一つ。とくに、ヘビーユーザーではなく、ライトユーザーがパケット定額を使い続けることに利益の源泉があったのだろうと思います。そこを削るということは、パケット定額の価格競争が始まるきっかけになるのではと感じます。
ビジネスマン向けということですので、一般的ではないのですがこれからはスマホ料金も価格競争に突入するのでしょう。スマホユーザーの伸びが落ちてきて、ガラケー復権の雰囲気があるなかで、スマホへ移行してもらうきっかけがほしいいのだと思いますが、この施策がどのような結果になるか興味深いところです。
電話やメールなどの基本機能に特化したユーザーインターフェース「シンプルホーム」や省電力ディスプレイ「WhiteMagic」を搭載。指先のみでロックを解除できる「スマート指紋センサー」やパスワードを一括管理するアプリ「パスワードマネージャー」を採用し、セキュリティを強化した。
約4.3インチのQHD液晶と約810万画素のCMOSカメラを備えたほか、IPX5/8相当の防水性能とIP5X相当の防じん性能にも対応している。本体サイズは高さ約131mm×幅約65mm×厚さ約11mmで、重量は約140g。カラーはブラックのみ。
「F-04F」
製品そのものは、らくらくホン的なUIになっているようで、普通のスマホとはことなっているようです。この仕様では、もしかしたら自由にGooglePlayからアプリをダウンロードすることもできなさそうで、会社が業務用使用させるスマホとなりのでしょう。
でも、スマホ料金の通話・通信料で価格競争がはじまるとユーザーにはメリットがあるし、その上でうごくサービスも広がりがでるので期待したりしますね。