Androidの新バージョン「Android 5.0 Lollipop」が発表。どこが変わったの?

Googleは、スマホに使われているAndroidOSの最新バージョンとなる「Android 5.0 Lollipop」を発表しました。

今回は、バージョン4から5へと変わったのですが、どのあたりが変わったのでしょうか?

マイナビが記事にしているので紹介します。

 

 

米Googleは10月15日(現地時間)、「Android 5.0 Lollipop」を発表した。これは6月にGoogle I/O 2014でプレビューが披露され、これまでAndroid Lと呼ばれていたAndroidのメジャーアップデートだ。Android 4.0がリリースされたのが2011年10月。3年ぶりにバージョン番号の最初の数字が上がったAndroid 5.0は、リニューアルと呼べる大胆な変化を遂げている。

Android 5.0でGoogleは「Material Design」を採用し、ユーザーインターフェイスを刷新した。Material Designは、伝統的に優れたデザインの原則と、新しいデジタル機器の可能性を融合した新しいデザインコンセプトだ。大胆な色使い、効果的な余白、意味のあるモーションなどでユーザーを視覚的にガイドし、自然で継続的な操作性を実現する。ウエアラブルデバイスからスマートフォン、タブレット、PC、TVまで、あらゆるサイズのスクリーンに共通したデザインとインターフェイスをもたらすように考えられており、Material Design化でGoogleはマルチスクリーン攻略を推し進める。

複数のデバイスを結ぶ機能として、Android 5.0では通知機能が強化されている。ロックスクリーンで確認・対応できる通知を柔軟にコントロール可能。コンタクトやコミュニケーションの種類から通知の重要度をインテリジェントに判別する機能が向上、プライオリティ・モードで重要な通知だけを受け取るように設定できる。また、サードパーティのアプリからの通知もユーザーが細かくコントロールできる。

64-bitデバイスをサポート。ART(Android Runtime)を標準ランタイムとし、パフォーマンスが最大4倍に向上した。Android Extension Packで、テッセレーションやジオメトリシェーダ、ASTCテクスチャ圧縮をサポートする。Android Smart Lock、LinuxをセキュアにするSELinuxをサポートするなど、セキュリティ機能も向上した。メディア機能は、USB Audioに対応。YUVおよびBayer RAWといったRAW形式のサポート、フレーム単位でキャプチャー設定を制御できるなど、カメラ機能が強化されている。

こうした土台固めに加えて、Android端末を使いやすくする様々な改善・強化も行われている。充電時にフル充電までの推定時間を表示、充電が必要になるまでの時間の推定もバッテリー設定で確認できる。新しいクイック設定で、フラッシュライト、ホットスポット機能、縦横切り換え、スクリーンキャスト設定などにアクセスしやすくなり、Wi-Fi、Bluetooth、ロケーションのオン/オフ切り換えも容易になった。マルチユーザー、ゲストユーザーによるデバイス共有が可能。特定のコンテンツをピン留めすると、そのコンテンツだけ同じデバイスを使う他のユーザーと共有できる。また、NFCを使ってAndroid端末同士をタップさせるだけで、古い端末の内容を引き継いで、新しい端末のセットアップを簡単に完了できる (Tap & Go)。

 

これを見ると、機能的にも様々な機能が追加されているようですね。国内キャリアは、検証などに時間がかかるのかこのようなOSのバージョンアップに対応するのが遅いですが、は早めに対応してもらえたらよいなと感じますね。

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