これでデータ消失を防げるかも。SBTがクラウド上にファイルサーバを展開するソリューションを発表。
ソフトバンクテクノロジーは、クラウド上にファイルサーバを構築するソリューションを発表するようです。そのクラウドもAzure上ということで、Windows系の構成でまとまっている一般企業には使いやすいものになっているようです。
価格は、すこし気になるところだけどサービスとしては、クラウド上にバックアップされるというのは安心だと思うので、今後どのようになるか楽しみです。
ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は25日、Microsoft Azure上でファイルサーバー機能を提供する「FileServer on Cloud」の販売を開始した。
FileServer on Cloudの概念図
SBTでは、安全性を担保した企業情報システムのクラウド化ニーズに対応することを目的として、「on Cloudシリーズ」としては5つ目の製品となる「FileServer on Cloud」の販売を開始。クラウドプラットフォームのMicrosoft Azure上で提供するため可用性が高く、保存領域の拡張も簡単に対応が可能で、ユーザーも従来のファイルサーバーと同じ使用感で利用できる。
クローズドネットワーク経由でAzureに接続し、高速でセキュアなファイルアクセスを実現する「ExpressRoute」に対応 。社内のActive Directoryと(AD)と連携することで、利用中のAD情報を元にアクセス権を設定できる。ウイルス対策、サーバー監視・通報、問い合わせ、簡易バックアップなどを標準で提供。オプションとして、Azureに上へのADの複製構築や、ユーザー単位での保存容量の上限設定機能などを提供する。
料金(税別)は、FileServer on Cloudと専用線接続サービスExpressRoute定額100Mの場合で、初期費用が45万円、月額料金が容量1TBで21万円、2TBで23万円、4TBで29万円、8TBで39万円、16TBで59万円。SBTでは、2017年度末までに100社への導入を目指す。