アップル(Apple)は、過去の失敗を繰り返すのか?GitHubに見る開発環境の閉鎖性

GitHubでの言語別開発者の推移

アップルは、iOS使ったiPhoneを世界中に売りまくっています。しかし、そのアプリを作るための開発環境はアップルの製品群を使わなければならないとなかなか不自由なものがあります。その気持ちを代弁するかのような記事を見つけました。

アスキーでは、GitHubとい多くの開発者が利用するサービスにiOSの開発者が参加しているかのレポートを通じて、iOSひいては、アップルが持つ危険性を報告しています。

ベンチャーキャピタルの著名人フレッド・ウィルソンは、アップルは10年以内にIT企業Top3の地位を失うだろうと考えている。原因としてそのハードに対する取り組みとクラウドでの弱さが挙げられているが、アップルの開発者とのコミュニケーションの弱さのほうがさらに大きな問題だという気がする。

これは穏やかではないです。国内ではアップルの強さは圧倒的ですが、世界に目を向けると、負け組になるかもしれないと。確かに、過去のMacOSの時も世界中ではWindowsになっているときでも国内では、MacOSのニーズが高かった時期があります。日本とい国は、アップル(Apple)が作る製品との相性が良い国民性なのかもしれません。

しかし、日本のみで売れるiPhoneは、すなわちいままでの携帯電話(ガラケー)に近いポジションになるのではと考えてしまいます。

GitHubというオープンソース開発者たちのトレンド

アップルは、幅広いオープンソースんp開発者たちが愛してやまないコードレポジトリであるGitHubでは存在感がほぼ無いのだ。GitHubにますます多くの開発者が移行する中、アップルは独自路線を続けることができるのだろうか。

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新規ユーザ、解決すべき問題、レポジトリ数

かつて、アップルの閉ざされた環境で働いている開発者達は、結構な高給をもらっていた。しかしアップルのプラットフォームに忠誠を誓う熱心なユーザがたくさんいた頃はともかく、最近は事情が変わってきたようだ。

バークホルツが指摘する通り、アップルのObjective-Cは孤立している。「そのシェアから言って、これまでGitHubで歴史的に重要だった言語は、Javascript、Ruby、Java、PHPとPythonの5つだという事の説得性は増している。他の言語は現在重要では無い」という。

現在、メジャーな言語としてウェブアプリケーションなどで採用されるのは、この5つと言語と呼ぶかは別にして、HTML/CSS、SQLでほとんどすべてのアプリケーションは記述されていると言えるのはないでしょうか。

このように見ると、意外に学ぶべき言語の幅は狭いのかなという気がしますが。

iOSプラットフォームとその先

開発者の募集案件数の延びに着目すると、モバイル業界では明らかに変化が起きている。2010年以降は、圧倒的にAndroid開発者のニーズが高まっています。最後のちょっと下がっているところが気になりますが、iOSよりは圧倒的です。

以下は募集案件数の延びのグラフ

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Evans Dataの調査で明らかにされたのは、アップルにもう過去のような覇権はないということだ。

Android開発者の41%が、アプリを一月かそれ以下で仕上げるという。同じくらいの時間で仕上げられるのは、iOS開発者だと36%、Windows Phoneの開発者では34%だそうだ。
84%のタブレット用アプリの開発者がAndroidをプラットフォームとして選択するという。iOSを選ぶのは62%ということだ。

アップルはどのような対応をとればよいのでしょうか?

ここでは、アップルが独自路線を取るとことから、プラットフォーマーとして多くの開発者を受け入れ、良いアプリケーションを提供することが役割になるだろうと述べられています。

幅広いオープンソースの開発者を、アップルの現開発コミュニティのやり方に無理矢理はめ込むこと無く、抱え込む道を模索する必要があると言いたいのだ。でなければ、既に起こっているように、多くの開発者がAndroidやHTML5に流出することだろう。

そういった中で、GitHubの集人力が重要な鍵となる。GitHubで行われているニッチな開発の話をしているわけではない。バークホルツの同僚であるジェームス・ガバナーは、「GitHubはもはやただのWeb開発のためのプラットフォームというわけではない。むしろあらゆるメジャーなプロジェクトの開発を行う為のものだ」と述べている

むこう10年のモバイル開発を活発なものにするために、アップルはオープンソースの開発者たちを受け入れる事を考えなければいけないかもしれない。GitHubはそれを行うにふさわしい場所だ。

http://ascii.jp/elem/000/000/893/893493/

GitHub応援記事のようなところもあるので、結論としては微妙ですが、冒頭に書いたとおり、Appleはクローズドでエッジの効いたプロダクトを発売することで伸びています。日本国内では、その繊細さが受け入れられてここまでのブームになっているのだと思います。

しかし、Appleが世界市場でプラットフォーマーとして戦ってゆくには、このようは戦略の転換を検討する時期に来ているのではないでしょうか?

小柄なでよいセンスのものを作っている会社に戻るならよいのでしょうが。