新車両「E235」が山手線に2015年秋から投入。最新車両は、山手線からいうのが哀しいところですが。

JR東日本は、2015年の秋ごろから、山手線に新型車両「E235」系を導入すると発表しました。現行のものもふと気づくと首都圏の通勤電車の基礎になっています。この車両も、うまくいくとそのままベース車両として首都圏の主要路線に配備されてゆくのでしょうか。

現行形のE231系は、205系の置き換えで配備されました。その205系は現在、首都圏の他の地域で余生を全うしつつあります。今回の配備で、E231はどこに配備されてゆくのでしょうか。
ちょっと気になります。

今回の「E235」の配備については、新車両の特徴などについて各社が報じていますが、ここではマイナビの記事を参照します。

JR東日本は7月2日、2015年秋頃から、山手線で新型通勤電車(E235系)の量産先行車「11両編成(うち10両新造、1両改造)の営業運転を開始する予定だと発表した。

デザインは、「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」というキーワードの下、居住空間を広く感じることができるオープンなデザインとし、面の大きな窓や表示装置で、「人と人」「人と社会」を繋ぐ情報の窓を表現する。

新型通勤電車(E235系)の量の外観

サービス向上を目指し、中間車の優先席を1両当たり3席増設するとともに、車椅子やベビーカー利用の乗客のために「フリースペース」を各車両に整備する。また、座席の1人当たりの腰掛幅を45cmから46cmに拡大する。

優先席・フリースペース配置イメージ

室内のイメージ

優先席・フリースペースのイメージ

環境性能の向上に向け、主制御器に次世代半導体素子(SiC)を採用して車両の消費電力を抑制し、同社で初めてオイルフリーコンプレッサを搭載し、環境負荷を低減する。

安全性・安定性の向上を図るため、車内・車外間の情報ネットワークを強化し、常に機器類の状態監視を行うことにより、故障の予兆を把握し、事前に対処することで更なる安定性向上を実現する。

状態監視のイメージ

新型通勤電車E235系と現行の山手線E231系500代との比較 資料:JR東日本

優先席の片側が、フリースペースになるのは、良いのではないでしょうか。ベビーカーについてはネットでも議論になったりしていますし、車椅子に乗る人も以前より見かけるようになりました。そのような方への配慮は、重要なのかと思います。

また、ラッシュ時などで、そのスペースが空いている場合には、座席にするよりもスペースを有効に使うことができると思いますので、そのような意味でも歓迎できるデザインだと思います。

またシートの色が、車体にあわせたグリーン系の色ということで明るい印象になり、広々としているように感じるのなかと思います。

あたらしいものは、ちょっと気になりますね。

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