ドワンゴが「ユーザーチャンネル」を発表
ニコニコ動画で有名なドワンゴが「ユーザーチャンネル」を開始すると発表しました。
ユーザーチャンネルは、企業や著名人が「ニコニコ動画:Q」「ニコニコ生放送:Q」内で開設している「ニコニコチャンネル」の個人版。
動画や生放送配信、ブロマガ投稿ができるほか、月額課金・都度課金機能が利用できる。つまり、ユーザーチャンネルの開設者は、視聴者から直接報酬を受け取ることができるようになる。その他、動画容量・予約投稿数が増えたり、生放送配信においては生放送の延長・予約機能などが無料で利用可能。
利用には専用のプラットフォームが用意され、開設者は任意の月額料金を設定可能(105〜1575円/月を推奨とのこと)だ。開設者の得られる報酬は、運営側が手数料3割を引いた残りの7割。月末締めで翌月末に支払額確定、翌々月末にチャンネル開設時の指定口座へ振り込まれる。
ドワンゴでは本サービスを「クリエイター創作支援の一環」に位置づけ、創作活動の活性化を図る目的で提供していくとしている。
YouTubeなどでも、自分の動画を収益化する方法はありましたが、ニコニコ動画でも、自分の作品を収益化する手段が開始されたのは、クリエイターやクリエイターになりたい人にとっては良い話なのではないでしょうか。
ただ、そうは言っても誰でもというわけにはいかず、当初はドワンゴ側の審査がありその審査に通過した人が、自分のチャンネルを持てるようになるということのようです。
立候補には、お気に入り登録数、もしくはコミュニティ参加者数が1万人以上であることが必須。「他薦」制度も設けられ、一般ユーザーは、立候補者の中から推したいと思うユーザーに投票できる。応募期間は10月3日から10月31日まで。活動実績や他薦数を考慮した上で選定するとのこと。
また、今回は参加するに当たりハードルが結構高く、あるていどの実績を残している人が選ばれそうな雰囲気ですね。
これから、徐々にその裾野は広がってゆきそうなのでそのあたりを期待したいところです。
Googleの検索アルゴリズムも大きく変わってきているようですので、これからは本当にコンテンツの中身が重要になってくる感じですね。
いままでは、会社概要の焼き直しや、コピペコンテンツなんかも多かったのですが、オリジナリティをもって創作活動を行う人にとっては、良い流れになってきていると感じます。
http://ascii.jp/elem/000/000/830/830771/index-2.html