次期Firefox26のベータ版は、FirefoxOS開発向け?
次期FirefoxとなるFirefox26のベータ版が発表されました。正式版のリリースは12月10日予定。
今回は、プラグイン回りの設定とFirefoxOS回りでの変更があるようです。
デスクトップ版(Windows、Mac、Linux)では、Flashを除くすべてのプラグインの実行がブロックされ、起動にはクリックが必要となった。脆弱性が存在する古いプラグインが意図せずに実行されることなどを防ぐもので、Flash以外のプラグインについてはユーザーが実行を許可する必要がある。
このほか、Windows XP環境でのMP3再生や、Linux環境でのH.264再生をサポート。パフォーマンス面では、表示されない画像をデコードしないようになったため、表示速度が向上した。
開発者向けには、HTML5ウェブアプリをFirefox OS搭載スマートフォンやFirefox OS Simulator上でテスト、インストール、デバッグを行うために役立つツール「Firefox OSアプリマネージャ」が利用可能となった。
Android版では、スタートページのデザインが新しくなり、よく利用するサイトや履歴、ブックマーク、リーディングリストなどに素早くアクセスできるようになった。
URL
Firefox プレビューリリース http://www.mozilla.jp/firefox/preview/
Mozilla Japan ブログの該当記事 http://www.mozilla.jp/blog/entry/10343/ http://www.mozilla.jp/blog/entry/10344/
これはインターネットウォッチの記事なのですが、この記事を読むとセキュリティ回りでの対策を確実にするために不用意にプラグインが動作しないようにしているようですね。
それと、国内ではこれからですが海外では端末も発売されているFirefoxOS向けアプリを開発するためのツールが追加されたようです。
まだまだ、開発環境が整備されていとは言えないFirefoxOSでこのようにデバックなどを行う環境が整備されてゆくのはうれしいですね。