いまどきの無線LANの選び方
タブレットなどで、無線LAN接続の機器が増えてきています。家庭内の環境も昔のままではなく見直す場合どの辺かかんどころなのかの記事がありましたので紹介します。
今使っている無線LAN親機が数年前の製品なら、買い替えたほうが快適です。ここでは、無線LAN親機とモバイルルーターの製品選びのポイントを紹介します。
無線LAN親機を選ぶポイント
ポイント(1)5GHz帯対応の製品を選ぶ
図A 無線LANは、2.4GHz帯と5GHz帯の2種類の電波が使える。5GHz帯は無線LAN専用の電波なので干渉などが起きづらく、安定して通信できる[注1]。ただし、5GHz帯だけに対応した無線LAN親機はないので、2.4GHz帯との“同時利用”の製品を購入しよう。製品パッケージで速度を表す数字が二つ書いてあれば、同時利用の製品。
[注1]5GHz帯の電波を使って通信するには、機器側も5GHz帯に対応している必要があります。
ポイント(2)「11ac」対応製品を選ぶかどうか決める
11acと11nの比較
図B 無線LANの高速規格には「11ac」と「11n」がある。最新の規格である11acは11nと比べて対応している機器がまだ少ない(上表)。また、11acは5GHz帯の電波と組み合わせて使うので、対応の無線LAN親機は必ず“同時利用”の製品になる点も覚えておこう(写真右)。
無線LAN親機
購入時のチェックポイントは2つ。まずは、5GHz帯の電波に対応した製品を選ぶこと(図A)。5GHz帯の電波は安定した通信ができるのがメリットです。もう一つのポイントは、最新の高速規格「11ac」に対応した製品を購入するかどうか。最近は11acに対応したスマートフォンやタブレットが急増しているので、将来性を考えて購入するのも手(図B)。なお、11acは最大通信速度の違いで数種類の製品があります。
以前は、無線LANはそれほど速くなく、54mbpsでればすごいという感じでしたが、いまはギガビットイーサネットと同じぐらいのスピードがでるものも登場してるようです。
実際には、そこまではでないかもしれませんが、実用性では必要十分なスピードがでていると言えるのではないでしょうか?
最近は、結構やすくなっているのでこの買い替えるのに良い機会かもしれませんよ。