WindowsXPサポート切れの今、脱Windowsのアプローチを!
ITproというサイトで、脱Windowsのススメを記事にしています。この記事を読むと結構心が動くかも?
小規模企業や個人のPCにおいては、リスクの大きさが理解されていたとしても、資金面の制約もあって対策が進んでいないようである。セキュリティは重要とはいえ、機能に特に不満を感じているわけでもないのに、新たなOSライセンス費用が発生する上に手間も掛かるバージョンアップは、受け入れがたいのだろう。
そうなんですよね。いままで使ってきたパソコンに不満がなければ、なぜお金をかけてバージョンアップしなくてはいけないかが理解しにくい問題だと思います。
そうした人にお薦めしたいのが、脱Windowsという選択肢である。その有効性を、筆者は身を持って知った
年末に、久しぶりに会った友人から、サポート切れを機に自宅ではPCの利用をやめようと考えているとの話を聞いた。その友人は、メール送受信やWebブラウジング、OfficeおよびPDF文書の閲覧といった、従来はPCが必要だった作業を現在ではスマホやタブレット端末で行うようになっているという。それにより、PCの利用場面がFlashやJavaアプレットを利用したWebページの参照などに限られることから、コストを掛けて後継OSに移行する意味を見いだせないと感じているようだった。
このような使い方しかしない方には、ubuntuやその他のLinuxPCは良い選択しだと思います。私自身は、普通にLinuxも使いますのでなれていますが、最近が子どもが使うPCにもLinuxを入れ見たら、上記のような使い方ではまったく問題がないという状況でした。
もし、自宅にWindows XP搭載の古いPCがあって、コストを掛けることなくそのPCを使い続けたいと思うなら、OSをUbuntuに置き換えてみてはいかがだろうか。
Ubuntuは一般的なPCユーザーに向けて開発されたOSなので、導入や操作法習熟のハードルはWindowsと大差ない。すべてのPCで問題なくが動作するわけではないが(例えば、32ビットCPU場合はPAEと呼ぶ機構に対応していることが必須)、手軽に光メディアやUSBメモリーから起動して試すことができる。Ubuntuが動作することを確認後、数回マウスクリックするだけでハードディスクにインストール可能だ。
インストールしたUbuntuの見た目や操作感、雰囲気をWindows XPに似せることもできる。(写真1)。
写真1●UbuntuのGUIをWindows XP風にカスタマイズ
なお、最初からWindows XPおよび同 7に似たGUIを備えていて、簡単な操作でGUIを切り替えられる「Zorin OS」というLinuxも存在する(写真2)。
写真2●Zorin OSのWindows 7風のGUI
先の知人も、理系出身(建築・土木)とはいえコンピュータについて詳しいわけではなく、ましてやOSの入り換えやバージョンアップの経験など一切無かった。それでも、スムーズに入れ替えられた。だまされたと思って(もちろん、だます気などないのだが)、トライしてみていただきたい。
これらのような画面が表示されたら、もうWindowsXPなのかLinuxなのかわからなくなってしまいそうですね。
この無料のLinuxのコストパフォーマンスの良さに気づいたら、使うのをやめられなくなるかもしれません。
元記事:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20140205/534744/