マクドナルドの「新」朝食メニュー。でも、失敗しそう。
マクドナルドが、新しいタイプの朝食メニューを発表しました。今までは、マフィンとドリンクなどのセットでしたが・・・。
今回は、ワンプレートのセットメニューになるようです。多分、客単価を上げるために「高付加価値」商品を投入すべしというロジックから開発されたメニューのような気がします。
「ビッグブレックファスト」は、世界各国のマクドナルドでレギュラーメニューとして販売されている朝マックのワンプレートだ。「ソーセージパティ」、「イングリッシュマフィン」、「ハッシュポテト」、「スクランブルエッグ」がワンプレートに揃っている。さらにストロベリージャムと塩・コショウが付く。価格は399〜419円。
「ビッグブレックファスト デラックス」は、上記のメニューにホットケーキ3枚と、ホットケーキシロップ、バターを加えたもの。価格は599〜619円。
「ビッグブレックファスト」/「ビッグブレックファスト デラックス」
特に「スクランブルエッグ」は、今回この「ビッグブレックファスト」のために新たに導入する素材とのこと。毎朝店舗で焼き上げており、ふわふわの食感が特徴という。
ナイフとフォークで食べるスタイルといえば、ホットケーキのセットが思い浮かぶところです。なぜ、ホットケーキを食べずにマフィンを食べるかとういうと、朝からそんな余裕がないので、マクドナルドへ行くのだろうと思います。それに、余裕があればマクドナルドのようなファストフードではなく、自宅でゆっくり食べると思いますし。
そのように考えると、朝からこのようなメニュー(それもカロリーや糖分が多そう)はちょっと厳しいのではと感じます。それに、牛丼チェーンやカフェで朝食を食べるとだいたい300円程度なところですが、ロープライスチェーンの印象となったマクドナルドが、この価格帯で勝負をしても厳しいのでは、ないかなと思います。
ふわふわのスクランブルエッグがマニュアルどおりに作れたら、高級ホテルのスクランブルエッグはいったいなんだという話にもなりますしね。