東京で約37%、沖縄でも約30%の人がFacebook(フェイスブック)を利用。他の地域はどうだ?

SMMLabの藤田さんという方が、Facebook(フェイスブック)の都道府県別ユーザー数をまとめています。そのことがマイナビで紹介されているのですが、ソーシャルメディアをエリアマーケティングとして活用しようと考えている方は必見の記事ではないでしょうか。

Facebook(フェイスブック)もユーザー数が2200万人とのこと、実名制をとるフェイスブックがそのとおりだとすると約1億人の人口ですから、5人に1人は、Facebook(フェイスブック)ユーザーということになります。この中には、老人や子供も含まれているので、実感としてはもっと高いのではと思います。

そうは、言っても都心中心のメディアじゃないのという意見もあるかと思います。そこで、本レポートになるのですが、どうでしょうか?

日本でのユーザー数が2200万人を超え、都市部ではかなり一般的に普及してきたように思われるFacebookですが、地方での普及率はどうなっているのでしょう?都道府県別のユーザー数とおおよその普及率をまとめてみました。

そこで今回は、地方での活用も進み、地域限定の施策なども増えてきている今、各都道府県でどのくらいFacebookが使われているのかを調べてみました。

まずは、法定人口、10歳以上推定ネット利用者数、Facebook利用者数が比較できるようにグラフにまとめました。

■都道府県別Facebook利用者数グラフ

※以下、画像はすべてクリックすると拡大表示出来ます

Facebook利用者数 TOP10

東京都 3,800,000
神奈川県 1,760,000
大阪府 1,740,000
愛知県 1,240,000
千葉県 1,120,000
福岡県 980,000
兵庫県 900,000
北海道 840,000
埼玉県 820,000
静岡県 580,000

関東、東海、関西エリアと福岡、北海道でFacebook利用者が多い

2013年末インターネット人口普及率 TOP10

東京都 87.3%
神奈川県 87%
大阪府 82.1%
滋賀県 81.7%
広島県 81.1%
千葉県 81%
福岡県 80.7%
愛知県 80.5%
奈良県 80.2%
埼玉県 80%

滋賀、広島、奈良のインターネット人口普及率が意外と高い
東北、九州、四国のインターネット人口普及率が低い

推定ネット人口比Facebook利用率 TOP10

東京都 37.2%
京都府 29.5%
沖縄県 29.1%
長崎県 27.4%
大阪府 26.7%
福岡県 26.5%
神奈川県 24.9%
千葉県 24.6%
鹿児島県 24.3%
宮崎県 24.0%

1位の東京ではネット利用者の3人に1人がFacebookを利用している
人口、ネット普及率から見ると沖縄のFacebook利用率が傑出して高い
一方、茨城、埼玉はインターネット利用は進んでおり、Facebook利用者数も多いながら、比率でみると意外と低い
東北はインターネット人口普及率、Facebook利用者数、Facebook利用率すべてで低め

※ただし、この調査はFacebookの広告配信のためのデータを参考にしていますので、広告配信の推定リーチ数算出方法による概算であることをご了承ください。

http://news.mynavi.jp/news/2014/05/23/027/

詳しいデータは、リンク先のマイナビのデータを参照していただきたいのですが、平均すると25%程度は、利用していると考えて良いようです。そうはいっても、後期高齢者に該当される方をターゲットにした施策があるとすれば、それはFacebookではないだろうと思いますし、このデータを鵜呑みにするのはどうかなとも思います。

しかし、一般的(最大公約数)的なアプローチを考えている方がFacebookでのリーチがどれだけ取れるかを推定するには、有力なデータとなりえるのではと感じます。

また、予想通りというか「東京都」は突出して割合が高いのも気を留めておくところかなと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です