決済サービス事業者の「ゼウス」が後払いの決済サービス「アトディーネ」スタート
楽天などに代表されるECサイト/サービスですが、ECという仕組みで絶えず課題になるのは「決済」「回収」のところです。先に決済をしてもらい、後から商品を届けるケースが多くなっていますが、信用力のない小規模事業者は後払いでないと商品が売れないケースもあります。
その場合には、代金回収ができないというリスクもあるわけで、商売としてはなんとももどかしいところでした。
そんな中で決済サービスを提供している「ゼウス」が新しいサービスを開始しました。アスキーが記事にしているので紹介します。
決済サービスプロバイダの(株)ゼウスは12日、ジャックス・ペイメント・ソリューションズ(株)(JPS)と提携し、JPSの後払い決済サービス「アトディーネ」の提供を開始した。
「アトディーネ」は、インターネット・カタログなどの通販で商品を購入した消費者に代り、JPSが代金を立替払いするサービス。購入者は商品が届いた後、商品を確認してからコンビニエンスストアや銀行で支払できる。支払期限は請求書発行日から2週間以内。注文後のキャンセルのリスクを減少し、代金の立替払いにより未回収のリスクも回避できる。
JACCSは、クレジット事業者ですので代金回収ノウハウや与信提供のコントロールにノウハウがあるのだろうと思います。
その上で、後払いという仕組みを提供してこの仕組みの利用率があがれば、回収リスクを超えられるという胸算用なのかなと感じます。
決済サービスも最近は、業者が増えてきてどれが良いかわかりにくくなっているので、うまく整理されてゆけばよいのになと感じます。