Googleクローラの仕様が変わった話
Googleは、サイトの情報をクローラと呼ばれるプログラムを使って巡回しデータベースに登録しています。そのクローラへの対策そのものがSEOなんて呼ばれたりします。
そんなGoogleクローラの仕様が変更になったようです。
米Google は2015年1月30日、同社のウェブ巡回クローラ Googlebot が TLS バージョン1.2に対応したことを 公式Google+ページで発表した。
TLS は Transport Layer Security の略で、データを暗号化して送受信するセキュリティーのための通信プロトコル。Googlebot は TLS 1.0、1.1、SSLv3 には既に対応している。古い OpenSSL は脆弱性があり、同社は最新バージョンの TLS を使うことを強く推奨している。
[Googleウェブマスターツールヘルプ]
https://support.google.com/webmasters/answer/6073543
この間、SSLv3の脆弱性が発見されたりしてSSLだからって安全ではないということが分かったのです。それを受けてかわかりませんが、SSLの後継プロトコルとなるTLSの利用推進と最新バージョンの活用でセキュリティレベルを上げようとしているのでしょうか。