Appleに似すぎるCMでとても気になるベネッセの「BenePa」のこと
元マクドナルド社長、元アップル社長であった原田氏が現在社長を務める「ベネッセ」。だからというわけではないでしょうが、アップルのCMに激しく似ていて気になります。
もし、社長の好みを先回りして作ったのであれば、逆に怖いかもしれません。間違いを止める人がいなさそうで。
そんなベネッセ、いろいろ問題がありましたが、あたらしい商品を出してきました。それは、「ベネパ」。いまいちよくわからないなと思っていたら、ライフハッカーでレポートされていましたので紹介します。
「BenePa」
BenePaの利用方法
BenePaはベネッセ・パスポートの略称で、ローソンでプリペイドカードを購入することでオンラインで学習できる仕組みです。500円、1000円単位で購入し、自由に教材を選んで好きな部分を学ぶことができます。
気になる会員登録ですが、ログインIDとパスワード、そして合言葉のみです。このIDでログインして、買ってきたプリペイドカードをBenePaシステム内の「チケット」に交換するわけです。
まずためしにこちらの「ひらがなあそびパック」を選択してみます。ウェブサイトで買い物をするようにカートに追加すると: <img alt="skitched-20150221-105407" src="http://lifehacking.jp/wp-content/uploads/2015/02/skitched-20150221-105407.jpg" width="640" height="304" /> このようにチケットが不足していると表示されますので、先ほどのカードを使います。 <img alt="IMG_4987" src="http://lifehacking.jp/wp-content/uploads/2015/02/IMG_4987.jpg" width="640" height="480" /> カードに含まれるコードを入力すると、チケットが発行されます。 <img alt="skitched-20150221-105742" src="http://lifehacking.jp/wp-content/uploads/2015/02/skitched-20150221-105742.jpg" width="640" height="437" /> これで、カートのなかの教材をチケットと交換できます。教材部分にはインタラクティブな音声がでる箇所、クリックして答えを選択する場所など、子供だけでも操作は可能になっています。しかし後述する理由で、たぶんこれは親がやったほうがよさそうですね。
BenePaのメリットと今後
BenePaには幼児向けの講座だけではなく、小学校・中学校・高校まで、さまざまなコースが提供されています。たとえばこちらは高校生用のコースの一覧から。
このあたりですと問題もかなり難しいので、進捗にしたがって教材が提示されて、基礎を固めないと先に進めないなど、オンライン講座の特徴が出ています。
一方、まだスタートしたばかりのサービスですので、今後のサービス拡充が期待される部分もあります。
現時点では、このオンライン学習だけですべてをカバーできるような網羅的な体系が整っているというよりも、学習のきっかけと苦手箇所を把握するための教材が中心といっていいでしょう。 BenePaはどんな利用の仕方がおすすめか? それにしても、BenePaにはなんだかこれまで自分が勉強と思っていたものにはない不思議な感覚がありました。オンライン学習の場合、自宅でパソコンでできるという気楽さがありますが、だからこそ子供部屋で勝手にやってもらうのではなく、親の目のとどくところでやってもらい、一緒に学習する。
一緒に学習する年齢でなくなってからでも、親も正答率や苦手箇所をチェックできるのが、子供と親が一緒にとりくんでゆく雰囲気作りによいのではないかと思いました。
BenePaの、「好きな場所を選ぶことができる」という特徴はそういう意味でも工夫して利用できそうです。
個別の単元ごとにテキストを買う、もしくは塾の講義を受けるという感覚にちかいのでしょうか。そうならば、小学校や中学校の算数・数学などで躓きやすい単元などありますが、そのような時に利用すると効果があるのかな?と思いました。