AndroidのOutlookが正式版に

スマホアプリとしては、キャリアのものがGmailアプリなどありましたが、仕事でOutlookを使っている場合にメールクライアントとして何を使えばよいか悩ましいところでした。

そこにOutlook for Androidが登場したのですが、いままではβ版ということで、信頼性の面から導入しづらいところもありました。今回、そのβ版がとれて正式版になったことで、利用しやすくなったのではないでしょうか。

Microsoftは1月末に、Outlook for Androidの最初のプレビュー版をリリースした。Android版のOutlookは「iOS」版と同様に、基本的には、「Acompli」製品をベースに したものだ(Microsoftは2014年12月に、モバイルメールアプリを提供する新興企業Acompliを買収した)。

最初のプレビュー版以降、MicrosoftはOutlook for Androidのコードベースを17回アップデートしており、これは週に1回以上のペースであると、Microsoft関係者は「正式リリース」(GA)を発表するブログの投稿で述べている。この間、ユーザーインターフェースの変更のほか、パフォーマンスや安定性、ローカライゼーション、アクセシビリティなどが改善されている。

新しいOutlook for Androidアプリは、「Office 365」「Exchange」「Outlook.com」「iCloud」「Gmail」「Yahoo Mail」のほか、「AOL.com」や「Comcast.net」のようなIMAPプロバイダーにも対応する。

Microsoftは、iOSおよびAndroid向けの「Outlook Web App」とAndroid向け「Outlook.com」アプリをこれらの新しいOutlookアプリに置き換えていく計画だ。それでも、Outlook Web AppとOutlook.comアプリは今後数カ月間、それぞれのアプリストアで提供され続ける予定だ。ただし、iOSおよびAndroid向けのOutlook Web AppとOutlook.comアプリの提供を夏までに「終了する」計画だと、同社の関係者は述べている。

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