IoTは、まだバズワードの範囲内?
ダイタモンドでも特集されるようになってきて、いよいよ本格的に使いこなすようになってくるのか?とも思われるIoTですが、その言葉の認知度を調べたところまだまだという結果がでたようです。
先進的な事例も出始めたりしていますが、まだまだなじみの薄いこの状況ではバズワードの域をでていないのかもしれません。
株式会社VSNは1日、全国の男女10~50代のインターネットユーザーを対象にした、「IoT(Internet of Things)に関する意識調査」の結果を公表した。調査手法はインターネットリサーチで、調査期間は9月11日~14日。回答数は1177人。
「IoT(Internet of Things)が何かを理解できていますか」という質問に対しては、「理解している(きちんと理解できている/ある程度理解できている)」という回答は全体の11.1%。一方で、「まったく理解できていない」という回答が67.3%を占めた。
IoTの理解度
IoTを理解しているという回答者に対して、IoTから想起されるイメージを尋ねた質問では、家電製品をホームオートメーションシステムで制御する「スマートホーム」が32.7%で最も多く、次いで「スマート家電」「スマートロック」という結果となった。
IoTから想起されるイメージ
既に活用しているIoTについては、スマートフォンなどを用いて閉開錠・管理を行える「スマートロック」がトップ。また、女性は「健康管理」にIoTを活用している割合が高かった。
既に活用しているIoT
今後、「IoT」に期待することについては、「セキュリティと安全性にまだ不安があるので、堅牢なセキュリティ環境」(50代・女性)、「誰でも手軽に使用できる分かりゃすい操作性」(40代・男性)、「インターネットに繋がっている家電機器を通じて個人におけるさまざまなビッグデータを収集・蓄積してデータを提供して欲しい」(50代・男性)などの意見が挙がっている。