「世界市場の76%がタブレットPC」に本当になる?
アスキーのニュースでこんな記事を発見しましたのでちょっと考えてみました。
http://ascii.jp/elem/000/000/786/786299/
米調査・コンサルティング会社のNPD DisplaySearchが発表したレポートによると、ノートPCやタブレットPCを含めたモバイルPCの世界の出荷台数は、2012年の3億6760万台から17年には7億6270万台へ倍以上に拡大すると予測。また、モバイルPC市場の主流がノートPCからタブレットPCに置き換わると見ている。
タブレットPCの出荷台数は、13年に対前年比で68%増の2億5650万台となり、17年にはその倍以上の5億7940万台に達すると予測。こうしたプラス成長の背景には、中国を中心にした小規模ローカルブランドで「ホワイトボックス」と呼ばれるモデルの存在がある。タブレットPCの出荷台数に占めるホワイトボックスの割合は12年に3分1を占めると言われ、今後もその水準を維持していくと見込まれている。
一方、ノートPCの出荷台数は、13年の2億330万台から17年に1億8330万台へ、今後の4年間で10%の落ち込みを見せると予測。また、ノートPCの製品傾向はタッチ対応モデルが中心となり、ノートPCに占めるタッチ対応モデルの占める割合は、13年に3分の2、17年には8割を占めるようになるという。
モバイルPCの世界出荷台数の予測(推移)
今までの推移から集計するとこのような世界になるという統計的な視点での意見のようですが、実感としてはどうなのでしょうか?
私自身もこのブログを書くときも普通にノートパソコンを利用しています。スマートフォンでも更新はできるように設定はしているのですが、ある程度の文章を打つということを考えたら、やはりキーボードは外せないと思います。そもそも、このキーボードの何が良いって、物理的に押した感じがするところが良いと思うのです。スマートフォンにしろタブレットにしろこのキーボードのクリック刊感がない以上長い文章の入力には適さないかなという感じがします。
たしかに、スマートフォンやタブレットなどのタッチデバイスは、すぐ表示されてネットワークにも接続されているので、なんとなくウェブでものを調べたりするときにには非常に便利で、私もスマートフォンで済ましていることも結構あったりしますので、その利便性については否定するものではありません。
ただ、打ち合わせの中でタブレットの入力がうまくいかず議事の進行が遅れることを考えるとなんかイメージとはちがうなという気がします。
そういう意味で、表題のようなことについては、非常に懐疑的なので。