NTTドコモが夏モデルを発表したけど、どうよ。
NTTドコモが夏モデルを発表しました。
公式サイトとニュースは、以下のとおり。
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2013/05/15_00.html
スペシャルサイト
http://www.nttdocomo.co.jp/product/2013_summer_feature/index.html
各ニュース
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20130515/1090423/
http://ascii.jp/elem/000/000/788/788798/
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1305/15/news162.html
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20130515_599537.html
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20130515_599140.html
で、今回の目玉は、ツートップ戦略といって売れ筋のエクスぺリアとギャラクシーを販売推奨機器として、販促金を積んで売ってゆこうという戦略なのだけれど。MNPについては、すでに一括0円のスマホが売られていても、負けている現状から考えると、ちょっと見通しが甘いのではと考えます。
そもそも、一括0円となるような販促費がドコモから出ているのかわかりませんが、今、iPhoneを逆転できる可能性があるのは、商品ではなくて、ネットワークの品質と意外性のある安さのような気がします。iphoneは、たしかにおしゃれだし、ファッション性も高い、そして持っていると自慢できる系統の端末だと思います。
しかし、スマホ全般に言えることですが、パケットの費用が高く、通話料金は青天井となっているルールの中では、製品的な魅力が強いiphoneに顧客が流れてゆくのは当然だと考えます。個人的には、Android端末も十分に魅力的だと思いますし、いろいろ自由度がある感じでは結構好きだったりします。
そうすると、商品の魅力でどうしても負けてしまう場合には、他の内容で競争を仕掛けて行かなければなりません。一般的は、価格競争と付加価値戦略が多いとは思います。NTTドコモは、減ってきたとはいえまだ既存ユーザー数では、他の2社の合計程度のユーザー数を抱えています。つまり、業界のトップ企業なのです。そこで、リーダーが取りえる戦略として、既存客を逃がさないコストリーダーシップ戦略をとる必要があると、考えます。
現在、携帯電話を使っている人でスマホへ移行しない人は、現在のMNP優遇の中で機種変更をするためのきっかけがなおのだと思います。現状、既存客を見捨てたような割引額である上に、変更したら支払う通信費が高くなるというのではまったく変更するメリットが感じされません。
そこでの変更するための切っ掛けが「iPhone」です。そうです、料金は高くなるけど、他人との比較において優位性を獲得できると感じるからです。それだけの、商品力がある端末は、正直現在のラインナップには無いと言わざるを得ません。
そうならば、既存の携帯電話を今の段階でスマホへ積極的に移行させてキャリアロックインをさせる戦略が正しいのではと考えいます。
具体的には、現在の携帯電話と同じ料金プランでスマートフォンを利用するこごができるようにさればよいのではと思います。現在のハードルの高さが初期費用と継続費用の双方であるなら、まず継続的な料金プランを下げる必要があるかと思います。そのうえで、既存顧客にも実質費用が0円で移行できるような施策が展開できてれば、悩んでいる人は、とりあえずNTTドコモを選ぶのではと思います。
その上で、アプリケーションサービスを展開して収益を上げるビジネスを展開してゆけばよいのではとないでしょうか。