IABからHTML5ディスプレイ広告のガイドラインが出たことについて一言
IABからHTML5ディスプレイ広告のガイドラインが出ました
http://hiroya.typepad.jp/blog/2013/05/iabhtml5-ca73.html
IABというインターネット広告の標準的なながれを作っている団体が、HTML5でディスプレイ広告を作るときのガイドラインを発表しました。
バナー広告がインターネットではじまったときは、468×60ピクセルぐらいだったと思うのですが、このあたりを仕様化したのもこの団体だったような気がします。
いまは、インタラクティブな広告をいうとFlashがまだまだ多いと思いますが、ウェブサイトでは、バリバリのFlashサイトというも最近は減ってきてHTML5で実装しているところなどが増えてきているながれを見ると、このガイドライン策定は、ディスプレイ広告にHTML5が増加するきっかけになるのでは、ないでしょうか?
現実問題として、Adobeはモバイル向けのFlashの開発を中止しましたし、レスポンシブWebが増えてきてPC/モバイルともに同じコードで動かそうとするとFlashは、使えなくなります。そのサイトがメディアサイトであれば、広告だけFlashが展開されているというのも結構おかしな感じになると思います。
そして、その広告の効果が高まるとは、思えませんので…。
そのようなトレンドを考えて行くと、 制作サイドもFlashの技術を磨くのではなく、HTML5やJavaScriptでの表現を磨く方がメリットが大きくなりそうですね。