総務省が携帯電話などの通信事業者の契約者数データを発表しました。
総務省は、最新の通信事業者の契約者数データ(2013年9月末)を発表しました。これは、いまの通信事業者の基本データとなっています。
総務省は12月13日、電気通信事業報告規則(昭和63年郵政省令第46号)の規定による電気通信事業者からの報告等に基づき、平成25年度第2四半期(9月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアについて、取りまとめを公表した。
これによると、移動系通信(携帯電話・PHS・BWA MVNOを含む)の契約数は1億5,097万(前期比+1.6%、前年同期比+7.5%)、携帯電話の契約数は1億3,930万(前期比+1.2%、前年同期比+5.8%)、PHSの契約数は531万(前期比+2.1%、前年同期比+10.3%)、BWAは637万(前期比+10.4%、前年同期比+58.7%)。
「携帯電話・PHS・BWAの契約数の推移」資料:総務省
全体契約数が、人口を越えている状況はすごいですね。平均すると全国民が1.5台のモバイル端末を持っているような状況です。子どもなどで持っていない人を差し引くと、1人2台(契約)は持っているような状況なのでしょうか?
携帯電話・PHS・BWAの契約数のシェアについては、NTTドコモが40.9%(前期比▲0.6ポイント、前年同期比▲2.4ポイント)、KDDIが25.9%(前期比±0ポイント、前年同期比+0.2ポイント)、ソフトバンクモバイルは22.6%(前期比+0.2ポイント、前年同期比+0.9ポイント)。
「携帯電話・PHS・BWAの契約数の推移」資料:総務省
この段階では、ドコモは負けている状況から変わっていませんが、最近のキャリアからの発表を聞いている限りでは、今後のシェアデータはすこしずつ変わってくるのかもしれませんね。
MVNOサービス全体の契約数(携帯電話・PHS・BWAの契約数の内数)は1,257万(前期比+9.4%、前年同期比+36.6%)となった。
「MVNOサービスの契約数の推移」資料:総務省
とりまとめでは、このほかにデータ通信(データ通信、固定ブロードバンドサービス)、音声通信(固定系)についても報告している。
MVNOサービスの増加スピードすごいですね。約1年で契約数が4倍になるとはすごい早いスピードだと感じます。ただ、これだけスピードが速いということは飽和点に達するのも早いと思われるので、そのあたりを注目したいとことです。
それと、これだけの契約数になってくると、そのMVNOに向けたサービスを考えるタイミングなのかもしれません。
この記事そのものは、マイナビさんのものです。この総務省のデータは定期的に集計されて発表されるので、昔ならインターネットユーザーの推移などでも使われてきました。様々な集計を取っているので、興味深いところもありますので原典をみるのもおもいろいです。
みなさんも見てみてはいかがですか?