スーパーカケホなどの各社新料金プランって別にお得じゃない。
auが新料金プランとしてスーパーカケホを発表しました。キャリア他社も追随して同様のプランを出してきているようです。今回のプランは、本当にお得なのでしょうか。
料金を安くするかわりに通話時間を短くするということはデータ通信中心のユーザーを想定していると考えられます。その場合、ほぼ音声通話を行わない人から見れば月額1700円だって高いのでは?と感じていまいます。
今度は、短い通話を少しだけする高齢者(子どもに持たされている人など)は、このプランで基本料金が安くなり嬉しいかと思いきや、データ通信は必須ですので結局総負担額があまりかわらず良いプランが出てきたとは感じられないと思います。
自社の利益が減少する施策は原則的にはできないのでしょうが、料金が高すぎるという批判を受けている今消費者のニーズにほんとうにあったプランを出してもらいたいものです。
KDDI、沖縄セルラーは、新料金プラン「カケホとデジラ」の新たなプランとして、「スーパーカケホ」(電話カケ放題プランS)を9月18日に追加する。回数制限なく5分以内の通話が無料で、基本使用料は月額1700円(税抜、以下同)。
「スーパーカケホ」
「スーパーカケホ」(電話カケ放題プランS)は、「カケホ」より1000円安い月額1700円(2年契約の「誰でも割」適用時)で、1回あたり5分以内の国内通話が無料、かけられる回数も無制限のプラン。「auのスマートバリュー」の対象になっている。
1回の通話時間が5分を超過した場合は、30秒20円の通話料がかかる。5分以上でも、「家族割+誰でも割」の家族宛の通話と、「au→自宅割」による自宅宛の通話は無料になる。SMSは受信が無料で、送信は1回3円。
なお、旧プランである「LTEプラン」では、au同士であれば1~21時の通話料が無料だったが、「スーパーカケホ」ではau同士であっても1回5分以上の通話は通話料が発生することになる。
無料通話の対象外になるのは、他社が料金設定している電話番号への通話(180~、0570~など)、番号案内(104)、行政1XYサービス(188/189)、衛星電話や衛星船舶電話への通話など。国際電話や海外での発着信も無料通話の対象外。
「スーパーカケホ」(電話カケ放題プランS)と組み合わせるデータ通信のプランは「データ定額 3/5/8/10/13」(それぞれ3GB、5GB、8GB、10GB、13GB)の5種類。2GBの「データ定額 2」は設定されておらず、組み合わせられない。
「スーパーカケホ」(電話カケ放題プランS)と「LTE NET」(月額300円)を加えた合計金額は、「データ定額 3」の場合で月額6200円、「データ定額 5」が月額7000円、「データ定額 8」が月額8700円、「データ定額 10」が月額1万円、「データ定額 13」が月額1万1800円になる。