Google Playの売上が67%も伸びているんだって

調査会社のDistimoが発表した調査結果では、この半年にGooglePlayの売り上げが67%伸びているそうです。では、同時期にAppleのAppStoreはどうかというと15%しか伸びていなかったそうです。

Google Playの売上、ここ半年で67%アップ―日本と韓国の貢献が大
http://jp.techcrunch.com/2013/08/13/20130812google-play-revenue-up-67-over-past-6-months-fueled-by-japan-s-korea/

 

Total Revenue Apple App Store and Google Play - July 2013 - Distimo

アプリ全体では、Appleの売り上げの方が圧倒的ですが、どうも少しづつGooglePlayが追い上げてきているという構図のようです。このまま、この流れが続けば最終的にはGoolePlayがAppleを追い抜くということになるのでしょう。

実際、GooglePlayは提供するベンダーが多いので、どうしても絶対的端末数はGooglePlay陣営のほうが多くなりそうな予感はします。

Appleは、先行者利益のメリットを享受してきていましたが、これからは比較優位性をどれだけ消費者にアピールできるかが問われてゆくのではと考えています。

 

Total Revenue per country - July 2013- Distimo

では、そのGooglePlayすが、販売実績としてはアメリカ、日本、韓国の実績が多いのですが、特にAppleと同程度以上の売り上げがあるのは、日本と韓国になっているようです。

日本では、Appleの販売が3キャリア中2社で行われていることを考えると、意外に善戦しているのではと感じます。

私は、東京に居りますので東京での印象になりますが、Appleを利用している層というのはデザインや流行に敏感な若年層が多く使用している印象を受けます。または、ガジェット好きな人などのAppleの機器を所有することに価値を見出している層が多く使っている印象を受けます。
そのうえで、使用方法もネット関連のアプリを使うなども多いとは思いますが、ヘッドフォンを装着して音楽再生端末としての利用も多いと感じています。

GooglePlay(Android)端末を利用しているのは、男女のビジネスパーソンか主婦層が使っていることが多いように感じます。これらの層は、消費行動を実際に行うための「貨幣」実際に使うことができる層と重なるために、GooglePlayの課金などでもGooglePlayが伸びてきているのではと感じます。

また、今現在スマートフォンに乗り換えている層は、先進性なども若干持ち合わせている(アーリーアダプタ~レイトマジョリティ)ではないかと感じますが、これからスマートフォンに乗り換える層は、(ラガード)に属する層に近づいてくると思いますので、その場合既存の携帯電話キャリアをそのまま使い続ける可能性が高いのではと考えます。

そのように考えると、現在においても最大手のNTTドコモがAppleを採用しない限り、国内のアプリ市場においてもGooglePlayの影響度が高まるのは避けられないのではと感じます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です