iPhoneがワイヤレス給電を使うとこうなるらしい

Appleでのニュースは、最近は新iPhoneがいつ出るかといったニュースが多いですが、この発想はアップルらしいと感じましたね。

 

 

変わるiPhone販売、ワイヤレス充電技術を活用

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK07035_X00C13A8000000/

同社が特許中で「アクティブパッケージ」と呼んでいるこのパッケージは、背面にワイヤレス充電の受信用コイルを備えるというもの(図1)。

コイルはiPhoneやiPad、iPod本体のライトニングコネクター(アップル製品独自のケーブル接続端子)に接続される。製品はコイルと接続された状態のままパッケージに収容。そして、「アップルストア」などの店内に設けた陳列棚に送電用のワイヤレスチャージャーを設置することによって、パッケージを一切開けることなく、陳列した状態のまま製品本体に充電できる、という仕組みだ。

パッケージを積み重ねた状態でも重ねてあるすべての商品に充電できるよう、パッケージ同士が接触すると通電する仕組みが用意され、またパッケージの裏側には電力を受けるコイルだけではなく、無線通信のためのアンテナも一緒に用意されると見られる。

 

これは、エネループなどが電池の保存性を利用してパッケージを開けてそのまま使えることを売りにしているけれど、それをiPhoneなどで行うことができるようになるのかもしれない。

実際に、携帯電話やスマートフォンの購入や機種変更を行ったときには、あまり充電されていないので早めに充電してくださいねと、店員さんに言われたりするが、この仕組みが導入されれば購入したあとそのまま日常使用を行うことができるようになるかもしれない。

もっと言えば、いくつかの端末を選んでいた顧客が、急に必要になった場合の選択肢として、他の機種ではなくiPhoneを選択すべき有力な理由になる可能性を秘めているのではと感じます。

顧客への付加価値を高める施策では、一歩ぬきんでていたアップルですが、このアプローチはそのアップルらしさを感じられるアプローチですね。

これが、受け入れられると他社も追随するところが増えてきそうな気がします。

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