新店舗開設のコストが下がりそうですね。
NTT東日本がタブレット上でPOSサービスを導入できる「ラクレジ」と「Coiny」の連携。そして、店頭POPサイネージとの連動サービスの提供をはじめたようです。
「ラクレジ」は、従来 POS レジ専用端末で行われていた、売り上げ管理や会計などをタブレット上で行えるほかに、売上データをクラウド上のサービスに保存し、リアルタイムの集計や分析が可能になる。利用コストが安価でスペースもとらないため、今後急速に導入されると見込んでいる。
また「ラク POP ボード」は、映像や画像などの情報をタブレットに表示できるもの。コンテンツは24時間365日、5分単位で細かく設定できるため、タイムセールの実施や時間ごとの効果的な店内告知ができる。「ラクレジ」と「ラク POP ボード」
また 同サービスはモバイル決済サービスの 「Coiney」 と連携させる。タブレットのイヤホン端子に専用のカードリーダーを装着することで、クレジットカードの決済も可能となった。
モバイル決済サービス「Coiney」
利用料金は、「ラクレジ」が1管理 ID あたり3,000円で、1 ID につき3台まで「ラクレジ」を利用できる。「ラク POP ボード」は1管理 ID あたり2,000円で、1 ID につき1台利用できる。しかし、サービスの利用にはフレッツ光ネクスト、またはフレッツ光ライトとの契約が必要で、別途設置のための初期費用や月額利用料がかかる。また対応するプロバイダとの契約も必要で、こちらも別途月額利用料等が必要となってくる。
先日もスクエアとAirレジの連携を紹介しましたが、このあたりサービスの連携がさかんです。導入する側としては、選択肢がある種狭くなるのですが、トータルでの連携ができると、データ連携のコスト削減などもできるので歓迎できる方向んなのではないでしょうか。
今回は、サイネージPOPとも連携できるということで、そのサイネージコンテンツの時が売上が良いかなどの効果検証ができるのかなと感じます。
たとえば、店内設置の場合と、屋外通行者に向けた、コンテンツ影響度に違いなどの変化を見ると、面白い結果も見えてきそうな気がします。