つぶやきビックデータの活用が進むのでしょうか
ツイッターでのつぶやきのデータ、ツイートデータをエンタープライズ用途で活用する動きが広まりそうなニュースです。オラクルは企業向けでは有力なベンダーになっているので、NHKのつぶやきビックデータのようなものが社内資料に載ることもでてくるのでしょうか。
NTTデータとオラクル、つぶやき分析で協業–データ検出ソフトを活用
http://japan.cnet.com/marketers/news/35036394/
NTTデータと日本オラクルは8月26日、Twitterデータの分析や活用で協業することを発表した。NTTデータの「Twitterデータ提供サービス」とオラクルのデータ検出ソフトウェア「Oracle Endeca Information Discovery」を組み合わせる。
具体的には、EndecaにTwitterデータ提供サービスのAPIを組み込むことで、Endeca導入後すぐにユーザー企業がツイートデータを分析できるテンプレートを開発する。Endeca上のデータとツイートデータを組み合わせて、高速に処理、集計、分析して可視化するためのユーザーインターフェースのテンプレートも開発する。今回の協業では、NTTデータ内に専任のコンサルティング組織を立ち上げる。オラクルはグローバルでの活用ノウハウを含めて技術的に支援する。
NTTデータは2012年9月に米Twitterと契約を交わして、国内唯一のデータ再販事業者としてツイートデータを提供、分析している。Endecaはデータウェアハウスやトランザクションシステムなど企業の内側のデータに加えて、ウェブログやソーシャルメディア、センサなど企業の外側にある構造化データ、準構造化データ、非構造化データの検出と分析を担う。
NTTデータがツイッターと契約してからだいぶたちますが、国内のツイートデータはNTTデータが握っていると考えてみると、NTTデータの企業イメージとの乖離もあって不思議な感じですよね。
どちらかというと、電通系のISIDあたりが手がけそうなのにという印象を受けていました。オラクルと提携ということでエンタープライズ用途での利用が進むということですが、自分たちのつぶやきがどのように利用されているかを知りたくなりますよね。