炎上の火消しツールとなるえるのか?ソーシャルメディアの分析ツールがNTTから
企業にとっては、ソーシャルメディアで自社が関係した炎上事件は、いちはやく対応したいのではと思います。そんな企業への救世主になるかもしれないツールがNTTからリリースされました。
NTTアイティ株式会社は、ソーシャルメディア上の評判を分析し、炎上などを検知した際には10分以内にアラート通知を行う、SNS情報解析サービス「WatchBee」を10月1日から販売開始する。
WatchBeeは、会社名や製品名などの任意のキーワードを登録しておくだけで、Twitterや掲示板、ブログ、ニュースサイトなどのソーシャルメディアから、一般ユーザーのクチコミ情報や企業や製品の評判情報を自動的に収集し、解析するサービス。炎上などの兆候が表れた場合には10分以内にアラートメールを発信し、早期発見・対処が可能になる。
管理画面では、SNS、掲示板、ニュース/ブログの3メディア別の収集数の変化、話題ランキング、キーワードランキングなどの解析結果をトップ画面に一括表示し、自社名やブランド名などのクチコミ情報の盛り上がりと、各種メディア間の相関関係などの状況を一目で確認できる。
管理画面トップイメージ
NTTアイティでは、ソーシャルメディアのクチコミ情報を収集・解析する「評Ban」サービスを販売してきたが、多くの顧客からSNS上のリスク監視を行いたいという要望を受け、情報収集から10分以内にクチコミ解析・アラート通知が可能なSNS情報解析サービスを開発。「評Ban」サービスの仕様を見直し、クチコミ情報の盛り上がりが一目で判るGUIを採用、各種の解析機能をクラウドサービス化し、WatchBeeとして販売する。
価格(税別)は、初期費用が4万円、月額料金は1収集設定の評判情報を自動収集解析する場合で3万5000円など。監視対象メディアは、Twitterとニュース/ブログは全サービス共通の標準機能で、その他の収集グループ、オプションに関しては要問い合わせ。NTTアイティでは、年間100契約を販売目標とする。
使い方を工夫しないと料金がかさむなどの弊害はあると思いますが、ためしに使うってみてもよいと思われる価格ではないでしょうか。
実際の評価については、収集データの精度や分析品質なども関係するので一概にはいえませんが、おもしろそうなツールだと思います。