ビックデータのサービス化を富士通が行っているようです。

ビックデータ。最近よく聞くキーワードの代表格ですが、結局どんなサービスなのかよくわからなかったりしますし、だれに注文すればよいかもわからなかったりします。

そんな中、富士通が代表的な使い方をサービス化して提供すると発表したようです。

富士通は今年の6月、ビッグデータに関わる製品・サービス群を体系化し、ユーザー、協業パートナー、ベンチャー企業への支援体制まで含めた「FUJITSU Big Data Initiative」として発表している。<中略>同社がこれまで支援した約200件のモデル事例の中から、特にニーズの高いテーマを選択。経営者、現場部門、情報システム部門の課題解決に向け、全体説明や提案資材、実装モデルまでを組み合わせた「オファリング」として提供する。

 

6月のFUJITSU Big Data Initiative発表以降、約400件近い商談のほか、120件のワークショップの申し込み・問い合わせがあったという。特にマーケティング分野のデータ活用に関する問い合わせが多く、5月の電通との協業発表以降、マーケティングや企画部門からの問い合わせがさらに増加したとのこと。しかし、全体の半分は課題が明確になっておらず、「ビッグデータを活用したいのに、どう使ってよいかわからないお客様も多い」(川妻氏)と語る。

 

こうしたユーザーでもビッグデータを導入しやすくするため、今回は業務プロセス改革、サプライチェーン最適化、マーケティングの高度化、商品・サービス強化という4つの分野で10種類のオファリングが提供される。

 

この富士通の方も話されているように、ことばは聞くが、どう使ってよいかわからない代表格がこのビックデータビジネスだと思います。

用は、いろいろある生データを統計的手法などを使って相関関係を見つけ出し、今後の方向やニーズを予測するものだったりするものなのですが、その統計的手法になれていない人が多い状況にあって、いきなり使おうと思ってもどう使ったらよいかわからないのが必然だと思います。

このあたりで、サービス化するあたりが富士通らしい気がしますね。

でも、このサービス化にあたってビックデータ分析は使ったのでしょうか?

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