35歳からの生き方の教科書
プロローグ
35歳からの生き方が人生を決める
- 35歳、人生の分かれ道
- 仕事、恋人、家族、問題の原因は一つ
- 生き方を変えなければ問題は、解決しない
- 35歳、君の人生に立ちふさがる7つの悩み
- 35歳から10年後、心穏やかな現在の僕
第1章
心配事が頭から離れない君へ
- 本当に悩む価値があるのは、たったの5%
- 過去を悔やんでも、自分を傷つけるだけ
- 過去に起きたことはすべてラッキー
- なんだ、まだ半分をあるじゃないか!
- 起きるかどうかわからないことを心配しても意味がない
- 心配するから心配したとおりになる
- 「三振しませんように」と祈ると必ず三振する
- 潜在意識はいつも君の嘘や悪事を見ている
- 部屋を片付けて光熱費を支払いに行こう
- 勇気を持って「やらない」と決める
第2章
最初の一歩が踏み出せない君へ
- 「感じたら」らすぐに「動く」
- 形から入って心に至る方法もある
- できるだけ簡単なことから小さく始める
- エレベータで一気に上がれば一気に転げ落ちる
- 1日わずか0.2%でも、自己ベストを更新する
- 高いハードルは自分に負け癖をつけるだけ
- 迷ったら、まずはやってみる
- 「後でやろう」は実現しない
- べき論をやめてWANTにする
- 自らサポーターになって、自分を盛り上げる
第3章
決めたことを継続できない君へ
- 継続している人は、100%を目指さない
- 途中であきらめない限り、失敗にはならない
- 「欲張り」の誘惑に負けないのが長続きの秘訣
- スコアを付けなければ、試合にならない
- 目標を小さく切り刻む方が達成しやすい
- 継続の最強ツール「見える化」を使いこなす
- こまめなご褒美が、やる気を高める
- 最後のひと踏ん張りをしてから、休憩しよう
- 神様がくれた、やり直しのチャンスを逃がさない
- こっそり隠れてやるのは、失敗を引き寄せることになる
第4章
夢や目標が見つからない君へ
- 青い鳥は外にはいない
- 「夢」は、偶然出合うものである
- 幸運は、目の前のことに集中した人にだけ訪れる
- 「夢」を育てるなら誰かと語り明かせ
- 人生のポーズボタンを押したままにしてはいけない
- 苦しかったら、逃げてもいい
- 「夢」を毎月更新する
- 「夢」さえ持てば、自動的に成功するのか?
- 計画する時間を計画することから始めよう
- 君の手帳に書いてあることを実行するだけで、君の夢は実現するだろうか
第5章
他人の評価が気になる君へ
- 自尊心が足りないと他人に人生を支配されてしまう
- 君の許可なしに誰も君を侮辱することはできない
- 自分にOKを出せるのは自分だけ
- 君が失敗したことなんて、みんなとっくに忘れているさ
- もしかして、全員に好かれようとしていないか?
- ダメな自分を認めるとラクになれる
- 裸の自分をさらけ出すのは、かっこ悪いか
- 「根拠のない自信」を僕が勧める理由
- 「僕は信じている」にはだれも反論できない
- 間違っていたらどうしよう、という迷いを消す方法
第6章
相手が思い通りにならない君へ
- 自分が不完全なくせに相手に完璧を求めていなかったか
- 変わらなければならないのは相手ではなく僕だった
- 目の前の相手は、鏡に映った君自身だ
- 今起きていることはすべて自分に原因がある
- 君が変われば、世界が変わる
- 自分が変わるのは、相手を変えるためではない
- 誤っている暇があるなら、行動せよ
- 君が相手を理解したら、相手も君を理解したくなる
- 相手が大切にしていることを大切にする
- 「相手のために」は、自分への言い訳
第7章
人間関係がうまくいかない君へ
- より良い人間関係を築くことはよりよくいきることと限りなく近しい
- 失うのは一瞬、取り戻すのは一生
- 人は名誉のためならば、命をも投げ出す
- どんな仕事でも人間関係からはのがれられない
- 過去をチャラにはできない
- 相手が間違っていると声高に叫んではいけない
- 不誠実な心は、相手にはつつぬけ
- 目と心を総動員して聴け
- 小さな約束をおろそかにしない
- 人間関係に行き詰ったら、荷物をまとめて親に会いに行け
1日で読めてしまうほどの本ではあるが、ひとつ一つに著者の実体験に基づいたと思われる考え方があり、共感できるところが多かった。特に、現在の私自信が、30代後半で、著者が指摘しているようにさまざまなことに迷っている中では、従来の自己啓発書にも記載されているような内容もあったが、リアリティをもって読み進めることができた。